2005年02月14日

熱い神父、高橋保行氏

聖書の時間といえば睡眠時間。祈りの時には「早く終われ」と祈るのは、
ミッションスクールの学生だった人なら経験あるかと思います。
例外なく私もそうでした。

しかし大学3年のとき、口コミで「このクラスは楽な上に超面白い!」
と言われていたのが、高橋保行神父の聖書学。
プロテスタントの女子大構内をクラシカルな修道スタイルで闊歩し、
熱が入ると身振りも声も大きくなる、正教の神父さん。
「眠くない聖書学は初めて」というくらい、
彼のクラスは熱く、愛にあふれていました。

高橋保行氏は、御茶ノ水にあるニコライ堂(東京復活大聖堂)
で有名な、日本ハリストス正教の司祭(神父)さんです。

キリスト教というと、カトリックとプロテスタントに大別されると
大体の方が考えておられると思いますが、
実はこの二つは主に西洋に伝わった、西方キリスト教。
それとは別に初代教会の伝統を重んじる、
主にロシアなどに伝わった東方正教という流れがあります。
ギリシャの国教でもあり、信者の数も多いです。
その正教会の独立した教会として、日本ハリストス正教会
が存在します。

高橋神父は正教に関する多くの本を出されています。
正教の歩み、正教独自に存在する「イコン」について、
またキリストを信じるということについて。
クリスチャンではない時代に読みましたが、
非常に論理的でとても面白かったです。

今思うと、当時の聖書学は多くの聖書学講義のように
「信者向けに聖書を分析する」クラスではなく、
「未信者にキリスト教徒は何か?を伝える」クラスだったので、
ミッション系とはいえ、ほぼ未信者の学生たちにも理解しやすく、
受けるのは当然だったんでしょう。人間的にもとてもステキな方で、
お話も笑いあり、とても楽しかったです。

彼の言葉で一番覚えてるもの。
人間の細胞は3年ですべて切り替わる。
3年たてば、だれだって全く別の人間になれるということだ。


余談ですがニコライ堂はすばらしく美しいです。
私は礼拝堂に十字架すらかかってない礼拝スタイルですが、
ニコライ堂の絢爛さには目を奪われます。
一見の価値ありです。

日本ハリストス正教会ホームページ
高橋保行神父の著書一覧
posted by FM at 10:07| 東京 ☀ | TrackBack(0) | people | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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